矯正歯科

ブラックトライアングルの改善方法について

山口県宇部市にある「歯科・矯正歯科アールクリニック」です。
ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の接触点と歯茎間にできる隙間のことです。
病気ではないので、必ずしも治療をしなければいけないというわけではありません。
しかし、前歯にできやすいということもあり、改善したいという方は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、ブラックトライアングルの改善方法についてご紹介します。

歯茎の移植

上あごの裏から歯茎を取ってきて、ブラックトライアングルの部分に移植をするという方法があります。
歯茎の中の歯槽骨の高さが下がってきてしまっている場合は、移植をしてもブラックトライアングルがまた出てきてしまうことがあります。

歯と歯の間をスライスする

こちらは、ディスキングやIPRとも呼ばれる方法です。
歯と歯の間を一部スライスすることで、歯の面同士が接触し、ブラックトライアングルが目立ちにくくなります。
歯の表面にはエナメル質と呼ばれる1~2mmの組織があり、削るのはそのうちの0.2~0.3mm程度なので、見た目や機能面にほとんど影響がありません。
しかし、歯が小さい方はスライスすることで歯の形が変わってしまうことがあります。
また、ブラックトライアングルが大きい方はすべて埋めることが難しい場合があるので、注意が必要です。

まとめ

このように、ブラックトライアングルを根本的に治療する方法は今のところありませんが、改善することは可能です。
ブラックトライアングルができてしまったら、丁寧なブラッシングでそれ以上歯茎が下がらないようにし、それでも気になる場合は歯科医師に相談しましょう。
メリット・デメリットをしっかりと説明し、最適な方法をご提案します。
山口県宇部市のアールクリニックでは患者様とのコミュニケーションを大切にし、一人ひとりに合った治療計画をお立てします。
オンラインでのご予約も承っておりますので、お気軽にご来院ください。

関連記事