審美歯科

銀歯と比較したセラミック治療のメリットとは?

山口県宇部市にある「歯科・矯正歯科アールクリニック」です。
近頃では、虫歯の治療で歯を削った部分にセラミックを希望する方が増えています。
では、銀歯と比較したときのセラミックのメリットとは何でしょうか?
診療時にお話している内容の一部をお伝えできればと思います。

銀歯と比較したセラミック治療のメリット

①虫歯が再発しにくい

銀歯と比べて虫歯が再発しにくい理由はいくつかあります。
まず、銀歯と比べてセラミックの詰め物の方が歯に対して精密に作製できることがあげられます。
銀歯だと歯との間に接着した後、約100㎛のギャップがあると言われています。
これは虫歯菌の大きさに対し約30倍のギャップです。
ただ、それでも入れてすぐに問題にならないのはそのスペースを接着剤で埋めているのでその隙間から虫歯になることはまずありません。
ただ、経年的にその接着剤が唾液に溶解しますので約100㎛のスペースはそのまま致命的なギャップになる可能性があり、臨床的に銀歯が外れた際の内部の歯が虫歯である可能性が高いのはそのためです。

②金属アレルギーでも安心

口腔内の粘膜は一般的に、外的なものを皮膚よりもより吸収するため、特に金属の種類によってイオン化されたものが体内へ吸収される確率が高いとされています。
そのため、掌蹠膿疱症や他の自己免疫疾患の誘因もしくは原因となりうる場合がありますので、セラミックは口腔内で溶解しませんので銀歯に比べるとはるかに安心と言われております。

③歯に対してより強く接着する

セラミックは銀歯と比べると使用する接着剤の種類にもよりますが一般的に3~4倍の強さで歯に付けることができますので、付けた後に脱離するリスクを少なくすることができます。

まとめ

以上、銀歯と比較したセラミック治療のメリットを簡単にご紹介しました。
患者様の希望やお口の状況によって最適な治療方法は全て異なりますので、セラミックが一番良いというわけではありません。
歯科・矯正歯科アールクリニックでは、どのように治療するかはご相談の上、決めていく形をお取りしております。

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