矯正歯科

どうしてできるの?矯正後の「ブラックトライアングル」について解説

山口県宇部市にある「歯科・矯正歯科アールクリニック」です。
「歯列矯正をしたら歯茎が下がった」
「歯と歯の隙間が気になる」
矯正治療後にこのようなお悩みを持たれている方はいらっしゃいませんか?
矯正後に歯並びが綺麗になった際、歯と歯の間の歯茎が下がって隙間が目立つようになることがあります。
その隙間が黒い三角形に見えることから、ブラックトライアングルと呼ばれているのです。
では、なぜブラックトライアングルになってしまうのでしょうか?
今回はこの原因について解説します。

歯が目立ちやすい形の場合

四角いタイプの形の歯は隙間が目立ちにくいですが、三角形タイプの形の歯は隙間が目立ちやすくなってしまうことが多いです。

ブラックトライアングルが出やすい部位に歯周病がある場合

歯周病になっている部分は歯茎が腫れているため、他の歯茎と比べても高さはほとんど変わりなく見えますが、歯肉の中では歯を支えている骨がやせ細っています。
矯正をすると歯並びがよくなるので、必然的に歯磨きがしやすくなり、歯周病にかかっていた部分も上手に歯ブラシをあてることで、歯周病が改善され歯肉が引き締まっていきます。
その結果、歯肉が下がりブラックトライアングルになってしまうのです。

矯正治療中の歯槽骨の構造の仕組みに原因がある場合

矯正治療中は絶え間なく歯を動かすため、歯肉が安定しにくいことからブラックトライアングルができやすいのです。
しかし、矯正装置を外して半年くらい経つと歯肉が安定し、ブラックトライアングルが目立たなくなることがあります。

無理に並べてしまい骨に収まりきらず、歯が骨の外に飛び出してしまう場合

抜歯をした方が良い症例なのに、無理に非抜歯で歯を並べてしまうと歯が骨の外に飛び出してしまいます。
歯茎は骨の高さによって決まるため、歯茎が下がってしまい、隙間が目立つようになってしまうのです。

以上、今回はブラックトライアングルになぜなってしまうのかについてお話しました。
次回の「矯正歯科」記事では、ブラックトライアングルの改善方法についてお伝えしたいと思います。
当院では矯正治療の無料相談も受け付けておりますので、宇部市周辺で矯正歯科の治療を専門的に行っている歯科医院をお探しの際は、「歯科・矯正歯科アールクリニック」へお気軽にお問い合わせください。

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