虫歯予防に大切なのは?

 しっかり歯磨きをしているはずなのに虫歯になる人もいれば、歯磨きをさぼりがちなのに虫歯にならない人もいます。こんな不公平なこともありますが、虫歯は油断大敵です。虫歯予防に大切なのは、歯と歯の間のお手入れと、フッ素配合の歯磨き剤、そして砂糖の制限です。歯科医院への定期受診も必須です。

歯と歯の間が重要ポイント!

 誤解されがちなのですが、「よく磨いている」と「よく磨けている」は違います。みなさんは、どれくらい磨けているかを歯科医院で確認してもらっていますか?歯ブラシの当たりやすい歯の表面は磨けていても、歯と歯の間にはプラーク(歯垢)がいっぱいということがよくあります。
 虫歯は歯ブラシの当たりやすい歯の表面に発生するよりも、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間にできることが多いのです。歯と歯の間のプラークは、歯ブラシの毛先を隙間に入れて小刻みに動かせば、ある程度は落とせますが、十分ではありません。ここを直撃するには、デンタルフロスや歯間ブラシを使うのがいちばんです。歯茎を傷めないように、両方とも適切な使い方を歯科医院で教えてもらいましょう。

歯磨き剤はフッ素の入ったものを!

 歯磨きのときに歯磨き剤を使わない方がおられますが、これは特別な事情がない限りはおすすめできません。歯磨き剤に配合されているフッ素が、虫歯の予防と進行抑制に有効であることは、科学的に証明されています。
 より効果的に予防するには、フッ素濃度1450ppmのものを選びましょう。15歳以上の方は、歯ブラシに歯磨き剤をたっぷり2cmほどつけ、毛先を歯と歯の間に入れて磨けば、そこまでフッ素が行き渡ります。磨いた後は軽くすすぐだけにして、お口の中にフッ素を残しましょう。歯磨き後は2時間は飲食しないのがよいとされていますから、寝る前の歯磨きはこの点でも合理的です。
 虫歯菌は砂糖を利用して酸を出し、歯に付着するための物質を作ります。ですから、砂糖の摂取を控えることも大切です。甘いものを頻繁に口にするのは非常に危険です。野菜ジュースでも砂糖が入っているものは要注意ですね。甘いものは賢く上手に摂取しましょう。

歯科医院への定期受診をお忘れなく!

 日常の歯磨きで磨き残しがないかを定期的に歯科医院でチェックしてもらい、磨き残しがあれば効果的な歯磨きの方法を教えてもらって、歯のクリーニングも受けましょう。大人の方でもフッ素の塗布は虫歯予防に有効ですので、歯科医院で相談してみてください。

歯磨きをきちんとしていないのに虫歯にならない人もいますが、それはお口の中の虫歯菌が少なかったり、唾液の力(分泌量と緩衝能)が強いのかもしれません。しかし、このようなラッキーな状態も、全身の健康状態が変わればどうなるのか分かりません。なので油断は禁物です。ぜひ歯科医院に定期受診してください。


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