根面う蝕って何ですか?

歯肉(歯茎)が下がって露出した根面にできる「根面う蝕」(根面の虫歯)。高齢の方を中心に大人に増えているんです!

露出した根面から起こります。

年齢とともに歯肉がやせたり、歯周病の悪化により歯を支えるあごの骨が減ってしまったりした場合、歯肉が下がり、今まで歯肉がカバーされていた歯の根面が露出します。


露出した根面にできる虫歯です。

歯は大別して、ものを噛む部分である歯冠部と歯を支える歯根部から成ります。歯冠部は歯肉(歯茎)より上の部分、歯根部は歯肉に埋まっている部分というのが、臨床的な分類です。

加齢や歯周病により、歯肉が下がると歯の根元が見えてくるわけですが、この歯肉から覗く歯根部の面を根面と呼びます。そして、この露出した根面が虫歯になることを根面う蝕といいます。

高齢者に限らない大人の虫歯

歯冠部は虫歯がなくピカピカなのに、それを支える歯根部が虫歯になるケースもあります。これは、歯肉が下がり露出した根面へのケアが、それまでの歯磨きでは行き届かなかったためです。

家で例えるなら、建物自体は新築同様に維持できているのに、土台の柱がシロアリに食べられてしまっているようなものです。柱が崩れれば、建物はきれいなままポキリと倒れてしまいます。

年齢とともに歯肉が下がることが多いため、根面う蝕は高齢の方の疾患というイメージがありますが、じつはそうとは限りません。歯周病などで歯肉が下がれば、当然、若い人にも起こりえます。

歯周病と同じサイレントキラー!

根面の虫歯は、多くの場合、自覚症状がなく進行します。また、虫歯になっていることも見た目でわかりづらく、患者さんが歯の変色に気づいたときにはすでに進行してしまっていることもあります。歯周病と同じ静かな殺し屋(サイレントキラー)といえるでしょう。

歯の根元(根面)は、じつはとても虫歯になりやすい場所です。「もともと歯が丈夫なので、虫歯になったことがない」という方も要注意な虫歯なんです。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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