壮年期の虫歯とは?負の連鎖を断つ!

青年期と老年期の間の壮年期。それは精神的にも肉体的にも完成し、社会生活でも重要な位置を占める時期であると同時に、身体的老化、精神的老化が徐々に進行する時期でもあります。

そんな壮年期には、新たに虫歯ができるわけでなく、一度虫歯の治療がすんだところがまた虫歯になる、つまり虫歯の再発が増え始めます。再発した虫歯のことを「二次カリエス」と呼びます。

虫歯ができたということは、たとえば甘いものの摂取が多い、ブラッシングが上手に行われていないなど、何らかの原因があったわけです。ここで大事なのは、その原因が解明されないまま治療を終えても根本的な解決にはならないということです。原因がわからずにいては、虫歯が再発し、二次カリエスができてしまいます。

また、二次カリエスの発生には修復物の良し悪しが大きく影響します。修復物に隙間や段差があると、ブラッシングが難しくプラークが残りやすいため、二次カリエスを引き起こしてしまいます。つまり精密な治療を行わないと、治療自体が虫歯の原因になるという負の循環が起きてしまうのです。

二次カリエスは、修復物の陰に隠れて再発したり、歯との境界線に沿って広がったりすることが多く、進行の速さは驚くほど速いのです。以前に削られた歯がまた虫歯になるわけですから、ダメージは大きく、時には歯がほとんどなくなってしまうこともあります。

根管治療(歯の神経の治療)をしてある歯は神経がないので、虫歯になっていることを教えてはくれません。そのために発見が遅れることが多く、不幸な場合は抜歯しなければならないほど虫歯が広がってしまうことがあります。このようなことからも、二次カリエスをいかに防ぐかが歯を一生守り抜く一つのキーポイントになります。

二次カリエスを防ぐポイントとして、

  • 一度虫歯になったら、どうして虫歯になってしまったのか原因を明確にし、改善すること
  • 適合の良い精密な補綴治療を受けること
  • 定期検診(メンテナンス)を受けること

などが挙げられますので、以上のことに気をつけて、二次カリエスに至る負の連鎖を断ち切りましょう。


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