スプリントで歯ぎしりの被害を食い止める!

じつは、吹奏楽器の演奏も顎関節症の原因になることがあります。

吹奏楽をされている方は顎関節症の症状としっかり向き合い、できる限り早めの対策を行うことが、楽器を長く楽しむことへとつながります。

さて、今回は顎関節症の治療法として行われている「スプリント療法」をご紹介します。

顎関節症の原因の一つとして代表的なブラキシズム(歯ぎしり、くいしばり)。

ブラキシズムは、様々な因子が複雑にからまりあって発生すると考えられています。

そのため、睡眠時ブラキシズムの被害を減らすには、考えうる様々な要因を探し出し、一つひとつ取り除いていく地道な努力が欠かせません。

こうした行動療法も必要なのですが、もっとも有効な手立てとして、行動療法を進めると同時に受けていただきたいのが「スプリント療法」です。

「スプリント療法」は、歯科医院で患者様の歯型に合わせて製作したスプリントを、寝ているあいだ装着していただくという方法です。

睡眠時ブラキシズムの発生を減らすことはできませんが、ブラキシズムが起きた際に、その力を確実に分散させ、被害を減らすことができます。

歯やあごが痛む、治療箇所が壊れるといったトラブルは、歯やあご、治療の耐久性を越える強い力がかかるときに生じるので、それなら、加わる力を100%とはいかないまでも、耐久性の許容範囲内にコントロールすることで、患者様を悩ますトラブルを減らすという考え方です。

生活習慣や病気の改善でブラキシズムの発生をできるだけ減らしつつ、「スプリント療法」を併用して力のコントロールを行うと、睡眠時ブラキシズムによるつらい被害を相乗効果で減らすことができるでしょう。

このスプリントは、スポーツで用いられるマウスピースなどとは違い、ハードタイプのもので、スポーツなどで用いられるソフトタイプを睡眠時ブラキシズムの方が使っても、すぐに破れてしまいます。

形も独特で、歯の噛み合わせ面に当たる部分をフラットにすることで、力を入れて噛もうとしてもスルスルと下あごが横すべりし、力が分散して強く噛み込むことができません。

ハードタイプであっても、使っているうちに削れてきますが、歯の代わりにスプリントが削れてくれるのですから、むしろ喜ばしいことです。

修理もできますので、ご安心ください。

また、歯を失い、部分入れ歯をお使いの方は、入れ歯を外して寝ると、力が残った歯に集中してかかってしまいお困りだと思います。

こうした患者様には、夜間用の入れ歯をお求めになることをおすすめします。

「スプリント療法」を受ける際には、歯科医院に定期的に通い、お口の状態とスプリントの傷み具合をチェックしてもらうことを忘れないで下さい。スプリントが壊れていては、せっかくの「スプリント療法」が台無しです。歯や歯を支える組織、そして顎関節を守るため、必ず定期的な来院をお願いいたします。もし、気になることがあって、「聞きたい」「相談してみたい」と思ったら、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックにご連絡またはお越しくださいませ。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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