歯周病は本当に誰もがかかる病気なの?

歯周病は、歯肉の炎症(歯肉炎)と歯を支える組織が破壊される歯周炎に分かれますが、やっかいなのは組織が破壊される歯周炎です。というのは、歯肉炎は治れば後遺症は残りませんが、歯周炎のほうは組織が壊れたままで、すっかり元どおりには治らない病気だからです。

このやっかいな歯周炎には、大きく二つの種類があります。普通の歯周炎となる慢性歯周炎と組織破壊の速い歯周炎となる侵襲性歯周炎です。この二つは病気になる年齢が違うだけでなく、スピードが違います。侵襲性歯周炎はどんなに気をつけて口のなかをきれいにブラッシングしていても病気がどんどん進んでしまうセルフコントロールの難しい病気です。この破壊の速い歯周炎は中学・高校性で発症するケースと、もう少し大人になってからひどくなるものがあります。中高生で発症するものは、前歯と第一大臼歯に限ってひどく破壊が進みます。ただ、50歳くらいになってしまうと、どの歯周炎なのか、見分けることは難しくなります。

普通の慢性歯周炎でも、たくさんのリスク因子が重なると、治りにくく、ときには急速に破壊が進みます。日本では、50歳を超えると誰もが歯周病で歯を失って、入れ歯になってしまうように思われています。それは錯覚であって、被せる処置が頻繁にされて、そのやり直しが繰り返され、それにも関わらず初期の歯周炎が発見されずに放置され、また歯周病の最も大きなリスク因子である喫煙の習慣が多いという事情が引き起こしている現象なのです。かかりつけの歯科医をもって、歯周病を初期の段階で見つけて、早期の治療をすれば、歯周病は間単にコントロールできる病気であり、自分の歯を生涯維持することは難しいことではないのです。


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