哺乳類or哺乳ビン類?

生まれたら、すぐにお母さんのおっぱいから母乳を飲むことを、哺乳類である私たちはDNAにプログラミングされているにも関わらず、

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この最初の段階で、しっかり舌の運動をすることを怠ってしまう場合があります。

それは決して特別な状況ではなく、ごく一般にあり、お母さんのおっぱいではなく、哺乳ビンでミルクを飲む赤ちゃんたちです。

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本来、お母さんの乳首をしごいてミルクをしみ出させるという舌の運動を繰り返し行うべき時期に、安易にミルクの出やすい哺乳ビンで飲むクセがついてしまうと、十分かつ正しい舌の運動をする機会が失われてしまうことになってしまいます。

母乳による舌の動き(トレーニング)は、飲み込みによって舌が上あごを押し広げる効果をもたらし、それによって将来生えてくる乳歯、永久歯が出てくる上あごが拡大され、歯の萌出するスペースが十分に確保されますが、舌の活動が不十分だと、あごが小さくなり、歯が並ぶスペースが失われ、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。

これでは哺乳類ではなく、「哺乳ビン類」になってしまいます。

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子供に母乳を与えることには、

①母乳には免疫物資がタップリと含まれていて、まだ抵抗力の弱い赤ちゃんを病気から守る。

②母乳には赤ちゃんにとって必要な栄養素が多く含まれいる。

③母親がしっかりと赤ちゃんを抱いて授乳するため、スキンシップが深まり、赤ちゃんに安心感を与える。

など、様々なメリットがあることが知られています。

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さらに、舌の大切なトレーニング(正しいクセ)を行うことにもなるのですから、やはり母乳での子育てが一番といえるのです。

様々な事情があって、全てのお母さんが赤ちゃんに母乳を与えられるわけではないでしょうが、仕事をしていていつも赤ちゃんと一緒にいられないお母さんたちは、時間のあるときに乳首を吸わせてあげるだけでもいいので、あきらめないでください。

また、どうしても哺乳ビンでしかミルクを与えられない場合は、哺乳ビンでもお母さんの乳首に似た形・大きさのものを選び、活用するのも方法です。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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