歯が溶ける?酸性度の高い飲み物に注意!

冬といえば風邪ですね。風邪の症状といえば、吐き気があったり、下痢だとか、脱水症状などありますよね。そんな心配な症状が出たとき、何を飲みますか?また、飲ませますか?

一般的には、水やお茶といったところでしょうが、今は多くの方がスポーツドリンクとかイオン飲料を飲んでいるかと思います。スポーツドリンクやイオン飲料は、体に吸収されやすく、疲労回復などに効果があるとされます。子どもが下痢や嘔吐をした際にお医者さんから勧められて飲ませるようになり、良いイメージを抱く保護者も多いようです。

では次に、喉が乾いたときには何を飲みますか?病気のときにもよいのだからと、普段からスポーツドリンクやイオン飲料を飲む方が増えているのではないでしょうか?その結果、年齢を問わず、虫歯の方が増えたということをご存知でしょうか?

たとえば、哺乳瓶でこれらのドリンクを飲むのが習慣化している幼児では、1歳半健診のとき、すでに上の前歯が虫歯になっていることがあります。ひどい場合は、ほとんどの歯がなくなっていることも。スポーツ少年団などで水代わりにスポーツドリンクを飲んでいる子にも虫歯が多いようです。また、要介護高齢者も日常の水分補給に使っていて、重症の虫歯になっていることもあるといいます。

虫歯は細菌が出す酸が原因ですが、実はPH(酸性度)が5.4以下になると歯が溶け出します。スポーツドリンクなどには、ベビー用であっても歯を溶かすだけの酸度が十分あります。もちろん、炭酸飲料、乳酸飲料、果汁100%ジュースであっても同じです。

古い10円玉をスポーツドリンクに2~3時間浸すと表面の銅が溶けて、ピカピカに輝いてきます。このように言うと、普段から食べている酢の物、酸っぱいミカン、リンゴの酸はどうなのか心配されるかと思いますが、それは大丈夫です。これらは噛んで食べますから、そのとき分泌される唾液が、歯を守ってくれるのです。

上手に使えば非常にありがたいスポーツドリンクですが、お茶やお水の代わりにいつも飲んでいると、虫歯になる危険性があります。とくに寝る前に飲むのは注意が必要です。唾液には虫歯を抑える働きがありますが、寝ている間はほとんど出ないからです。また、赤ちゃんのときから飲ませていると、お茶やお水の嫌いな子どもになることがありますから気をつけてください。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

関連記事

  1. 歯並びの悪さの3つ目の原因は虫歯!

  2. お子さんの癖に気づいていますか?

  3. 子どものお口のなかは、成長と健康のショーウィンドウ

  4. 歯並びは側方歯群の生え変わりの順序に影響を受ける⁉

  5. 痛みや出血がなくても受診を。

  6. 乳歯のひどい虫歯は哺乳瓶がつくる