歯をぶつけた!そのとき何が起こっている?

転んだり、ぶつけたりして、歯をケガしたとき、お口の中では何が起こっているのでしょうか?ダメージの及ぶ範囲は、実はみなさんの想像している以上に広く深いのです。おおまかにいって、ダメージは次の部位に及んでいる恐れがあります。

  1. 歯の表面(歯冠)
  2. 歯の中(神経「歯髄」)
  3. 歯の根っこ(歯根)
  4. 歯の周りの組織(歯茎・歯根膜・歯槽骨)
  5. 永久歯の芽(永久歯胚)

歯そのものへのダメージ、歯の周りの組織やあごの骨へのダメージ。また、乳歯をぶつけた場合は、乳歯の奥でつくられている永久歯への影響など。ぶつけた歯が欠けたり、グラグラになったりしていなくても、見えないところにダメージを受けている可能性があるんです。

実際のお子さんのお口で 1.~5.全てが起こることはまれですが、複数の個所に同時にダメージが及んでいるケースはよくあります。

1.へのダメージのうち、歯が欠けた、折れた、抜けたといったものは、患者さんの目にも明らかです。しかし、歯の表面や内部に微細な亀裂が入ってしまっていることもあります。また、それ以外の 2.~5.へのダメージは、歯科医院でエックス線撮影検査をしないことにはわかりません。

しかも、こうしたダメージは、ケガをした直後には現れず、何日間、あるいは何週間、何ヶ月と時間が経つにつれて表に出てくるものも多いです。

時間をおいて出てくるトラブルを正しく診断するには、歯にケガをした当初から、歯の揺れや痛み、エックス線写真の所見などの変化を時間をかけて比べていくことが必要となります。

ですから、お子さんが歯をケガしたら、できるだけ速やかな歯科受診をお願いします。歯のケガは、目に見えるものだけが全てではないのです。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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