
お子さんの姿勢は大丈夫ですか?
子どもの姿勢で悪い姿勢は2タイプあります。
一つは、「猫背」。
背中や肩が丸まって、老人のようになっているタイプです。
もう一つは、「脱力系」。
気が抜けたような姿勢のことです。
首がガクンと前に出ていて、下あごが下がり、お口がポカンと開いている感じです。
想像できますよね。
猫背の子には「過蓋咬合(かがいこうごう)」の子が多いと言われています。
特に、集中力があり、本を読むことが好きだったり、指先が器用で細かい作業を何時間でもするような子。
1日に何時間も携帯ゲームをするような子。
これらは背中を丸め、肩をはり、下あごのオトガイ筋という筋肉をウメボシ状にしてぐっと押さえるようにしながら作業をするので、下あごが後ろに下がって、過蓋咬合や猫背になりやすいと考えられます。
脱力系の子には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」や「開咬(かいこう)」の子が多いと言われています。
日頃からお口が開いているということは、お口の周りの筋肉がゆるみやすくなり、舌の圧力によって前歯が前方に出てきてしまったり、舌癖が出てしまうことが考えられます。
また脱力系の姿勢で鼻呼吸をするのは困難となり、必然的に口呼吸をしてしまうことが、不正咬合に拍車をかけているのです。
正しい姿勢を保つことは、あごだけでなく、体すべての骨を正しく育てることにつながります。
首の骨がまっすぐに保てれば、気道も広がり、鼻呼吸だって楽に行えます。
そのためにも、たくさん外で遊び、たくさん体を動かして、しなやかな筋肉をつけていってください。
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