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何かのことわざのような感じで耳にすることがある「芸能人は歯が命」というフレーズ。これは1995年から放送された、「アパガード」という歯磨き粉のテレビCMが元ネタなんです。もう25年が経過しようとする今も生き続けるキャッチフレーズはすごいですね。それだけ、日本人は「歯並びの良さ」を「外見の良さ」と捉えているとも考えらえます。だから、歯並びが悪くてもそれを病気とは思わず、何かのきっかけがなければ積極的に治療しないのが実状かもしれません。

しかし、歯並びがガタガタということは、上下の歯がただしく噛み合っていないという状態です。これを「不正咬合」といって、放置すると口の中だけでなく、心身の健康にも悪影響を及ぼします。歯学では、不正咬合を主に6種類に大きく分け、それぞれの原因やリスクについて明らかにしています。

1. 叢生(乱ぐい歯)

歯が重なってデコボコに生えている状態です。あごのサイズに対して歯のサイズが大きい、または歯が並ぶためのスペースが十分ではないことが原因です。八重歯も叢生の一種です。叢生になると、歯磨きのときにどうしても磨き残しが出てしまうため、虫歯や歯周病になりやすいというリスクがあります。さらに、咀嚼能力の低下、上下のあごの骨の成長不足、顎関節症、嚥下や発音がしにくくなる恐れもあります。ひどい叢生で「デコボコの歯を人に見られたくない、恥ずかしい」と思うようになると、人前で口を開けてハッキリ喋ることや、思いっきり笑うことができなくなるため、他人とのコミュニケーションが楽しめず、自信を失ってしまう人もいます。

2. 上顎前突(出っ歯)

上の前歯が通常より前方に大きく出ている状態です。下顎の骨が上顎よりも小さい、または後退しているときに起こります。その他にも、頬杖の癖や、唇を噛む癖が原因となることもあります。また、あごの骨の位置や大きさとは無関係に、前歯が前方に突き出ている状態のものもあります。上顎前突は下の前歯との噛み合わせが悪いため、食べ物が前歯で噛み切れない、発音しにくいといった問題が発生します。さらに、口が閉じにくいために口内が乾燥しやすく、唾液が十分に働かなくなり、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、転倒などで口元をぶつけたときに歯が折れやすく、前歯の欠損を知られたくなくて、他人との関わりを避けるようになってしまう人もいます。

3. 下顎前突(受け口)

下顎の骨が上顎よりも過剰に大きくなり、上の前歯より下の前歯が前に出ている状態です。遺伝の要素が大きいと言われていますが、子どもの頃の指しゃぶりや、舌で下の歯を押す癖なども原因として挙げられています。上顎前突と同様、食べ物を上手く噛み切れない、口が閉じにくく歯周病になりやすい、発音しにくいなどの症状があります。とくに発音では、サ行とタ行が言いにくく、滑舌が悪くなります。さらに30代を過ぎると、肩こりや頭痛などの症状が強く出ることもあります。突出が大きいと見た目が「しゃくれている」状態になり、横顔のラインが崩れて、本人の意思とは関係なく攻撃的な印象を与えてしまうため、女性はコンプレックスになりがちです。

4. 空隙歯列(すきっ歯)

歯と歯の間に隙間が空いている状態です。生まれつき永久歯の数が少なかったり、歯のサイズが小さい場合に起こります。空隙歯列になると、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなります。そのため、虫歯になりやすい、歯肉が傷ついて歯周病になりやすいなどのリスクがあります。また、息漏れのためのサ行の発音が上手くできず、舌っ足らずな喋り方になってしまい、社会人になってから悩みが深刻化するケースもあります。歯に隙間があると「貧乏くさい」「子どもっぽい」印象になるという外見上の問題もあり、人前で口を開けられない、喋るときや笑うときに手で口を隠すクセがつくなど、消極的な性格になってしまう傾向があります。

5. 過蓋咬合(ディープバイト)

上下の歯を噛み合わせたとき、通常よりも前歯が深く沈み込んだ状態です。早い時期に乳歯をなくした、虫歯を抜いて奥歯がないまま放置していた、といったことが原因で起こります。食事のときに食べ物を噛みにくいのはもちろん、上顎がかぶさって下顎の動きが制限されるために顎関節症を引き起こしたり、被せ物が壊れてしまったりする可能性もあります。さらに、下の前歯が見えないくらい深い噛み合わせになると、下の前歯で上顎の歯茎を傷つけてしまい、炎症を起こすこともあります。前歯が大きく見えてしまう、笑ったときに上顎の歯肉が見えてしまうなど外見上の悪影響もあり、人とのコミュニケーションを心から楽しめなくなったという人もいます。

6. 開咬(オープンバイト)

歯を噛み合わせても前歯だけがまったく接触せず、上と下の歯の隙間が広く開いている状態です。幼少期のおしゃぶりが長引いたり、頬杖の癖であごの骨に負担をかけたり、口呼吸による唇や頬の筋肉のバランスの乱れなどが原因で起こります。開咬になると食べ物をうまく噛み切れないため、消化不良や胃腸障害が起こったり、舌が正しい位置に収まらずに嚥下障害を引き起こす可能性があります。また、唇が閉じにくい、口元が出っ張る、発音が悪くなるなどの症状が出ることもあります。隙間が大きいほど、発音に悪影響が出ます。友人と会話しているときに「え?今なんていったの?」と聞き返されることが多くなり、次第に無口になってしまうケースもあります。

このように、不正咬合はいずれも外見に悪影響を及ぼすだけでなく、身体の健康を害し、精神に負担をかけ、社交性の低下にまでつながる可能性があります。

  • 虫歯や歯周病になりやすい。
  • 口腔内の唾液の働き(虫歯や歯周病の防止)を妨げる。
  • 噛んだときにかかる力のバランスが崩れ、一部の歯に大きな負担がかかり、歯が傷みやすくなる。
  • 歯が粘膜や歯肉を傷つける可能性がある。
  • 噛む回数が減り、食べ物の消化が悪くなり、胃腸に負担をかける。
  • 胃腸の負担から、肩こりや頭痛を発症する。
  • しっかり噛めず、軟らかいものを好むようになり、あごの発達が遅れる。
  • 奥歯が噛み合わず、顎関節に負担がかかり、顎関節症の原因となる。
  • 顎関節症から首や肩こり、頭痛など、全身の不調につながる。

まずは自分の歯並びが不正咬合に該当するかどうか、セルフチェックをしてみましょう。

☑ 顔を正面から見たとき、あごが左右どちらかにずれていないか?

口を閉じたときに、下顎の先に梅干しのようなシワが寄っている。また、閉じた唇が左右対称になっていない場合、あごがずれています。

☑ 顔を横から見たとき、上下のあごのいずれか片方が突き出ていないか?

成人の場合は、下唇がEライン(鼻先と下あごの先を結ぶ線)の線上、もしくは少し内側に来るのがベストです。この線より上唇または下唇が前に出ていると、出っ歯や受け口の可能性があります。

☑ 上下の歯の正中線(上下2本の前歯を結ぶライン)が揃っているか?

「イーッ」と口を横に開いたとき、正中線が一直線になっており、上の前歯が下の前歯に2~3mm程度かぶさっている状態が理想です。正中線が歪んでいたり、下の前歯が上の前歯にかぶさっていたら、注意が必要です。

☑ 犬歯(前から3番目の歯)より後ろの歯がしっかりと噛み合っているか?

犬歯のあたりでは、上顎の歯1本が、下顎の2本の歯の間に食い込んでいる状態で、上下しっかりと噛み合っているか確認しましょう。ずれていたり、隙間があったりしたときは、不正咬合の恐れがあります。

☑ 口の開け閉めが不自然でないか?

「意識しなければ口が開いてしまう」という人は、上下の歯がしっかりと噛み合っていない可能性があります。

☑ 上下の歯並びがキレイなアーチ状になっているか?デコボコしていないか?

☑ 永久歯が(親知らずを除いて)28本揃っているか?

☑ 歯と歯の間から空気が漏れて「ハッキリ発音できない」ことはないか?

☑ 笑ったときに歯茎がみえてしまうことはないか?

☑ 前歯で食べ物を噛み切れないことはないか?

いかがでしたか?一つでも当てはまるものがあれば、一度当院の無料矯正相談をご利用ください。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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