「矯正=審美」の考えは遅れている?

みなさん、こんにちは。歯並びの良いor悪いは、一般的に考えてみると、いちばん目立つ上の前歯がきれいに並んでいるかどうかの印象で判断されるのではないでしょうか?しかし、これはあくまで見た目の判断で、歯並びの良いor悪いを判断していますよね。では、噛み合わせはどうなのでしょうか?噛み合わせが悪いとなると、やっぱり歯並びは悪いと判断されますよね。でも、噛み合わせが悪いのは自分以外の人から「あなたって、噛み合わせが悪そうですね。」と言われないでしょうし、思われもしないでしょう。まして自分自身が噛み合わせが悪いと思わないパータンがあるかもしれません。だから、どうしても矯正=(イコール)審美、美容整形のひとつというイメージがついてもしょうがないところがあるかもしれません。だから歯科医院は知らない方たちへ伝える義務があります。今回は矯正治療の目的は見栄えだけではないというお話です。

みなさんは実際、上の歯と下の歯がどのくらい、どんなふうに噛み合っているか気になったことがありますか?たとえば、自分の歯を噛み合わせて鏡を見てください。上の歯と下の歯がどんなふうに噛み合っていますか?噛んだとき、下の歯は何ミリくらい見えていますか?下の歯や上の歯に隣どうしの重なりがありませんか?「そんなこと普段確認しないだろっ!」「何の意味があるの?」と思われるかもしれませんが、矯正歯科医という立場の目から見た場合は、それだけでも異常であるか異常でないかを判断できる大事な確認事項なのです。

また、お口を大きくあけたり、とじたりしたとき、耳元で「カクカク」という音がしたり、痛みがあったとしたら、噛み合わせやあごの関節に異常があります。そして歯列の内側や外側にはみ出した歯があるような人は特に要注意です。しかもその歯が舌の側に倒れている人は、舌のわきに波のような痕があるはずです。これはあなたの舌の筋肉がしっかりついていないという証拠でもあり、見方を変えれば、舌のおさまっている空間、すなわち舌の部屋が狭いともいえます。

これらは異常であり、異常は何かを脅かします。たとえば機械だと、何かの異常が続けば、いずれ機械が動かなくなるという現象を目にしたことはありませんか?人も同じように何かの異常は体全体に悪影響を及ぼします。

つまり、矯正治療は外見の歯並びの良いor悪いで治療を始めるのは、とてももったいないことです。確かに外見も大事です。心の病というものもありますからね。悪い歯並びや噛み合わせが悪いことは、いずれもあごにとってよくない方向への成長を促したり、舌やお口の周りの筋肉の動きが不調和になったり、顎関節や頸椎がずれたり、また舌がのどに落ち込んで酸素不足になったりして、肩こり、頭痛、腰痛などの全身的な問題を引き起こす原因にもなってしまいます。

欧米などでは治療日に歯科医院から学校にバスが迎えに行くことも珍しくないといいますし、矯正器具をつけた子どもモデルの写真が雑誌を飾っているといいます。日本ではかわいいとされている八重歯は、アメリカやヨーロッパではドラキュラの歯といわれ、不吉なものの象徴とされるといいます。もちろん他国とは考え方や文化の違いはありますし、歯並びが悪いからといって差別していいということではありませんが、矯正治療は子どもの成長や心身の健康のために不可欠だという知識が浸透している結果だと見てよいでしょう。

いかがでしたか。矯正治療は歯並びや噛み合わせを治療することによって、まず噛む機能を治すと同時に、笑ったときの見栄えやプロフィールも大切に考えて全体をととのえます。現在、矯正治療を受けられている方、今から治療を受けようと考えられてる方、矯正治療はあなたの心と身体の健康を併せて治療をする、価値が高く、誇りをもっていい治療ということを覚えておいてください。


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