家族歴を見ながら治療を考える「反対咬合」

反対咬合 または 受け口。

歯を噛み合わせたとき、普通は上の前歯が前、下の前歯がその後ろになりますが、下の前歯が上の前歯より手前に出ている場合を反対咬合といいます。

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その反対咬合の場合はやや複雑です。

まず、遺伝性のものかどうかの確認が必要になってくるからです。

親、兄弟、親戚に反対咬合の人が多いと遺伝性であると考えられます。

下あごがかなり大きく出ている場合、子どもは今後に身長が伸びることで下あごも伸びてくる可能性があります。

上あごの成長は9~11歳で終わりますが、下あごは身長が伸び続ける限り成長します。

特に男の子は20歳くらいまで身長が伸びることもあり、早期に治療をしていったん改善しても、高校生くらいで急激に下あごが発達してしまい、最終的には外科治療で下あごの骨を削ることになることもあります。

ですから、家族に極端に下あごが大きい人がいる場合は、今後の下あごの発達を予測しながら様子を見ることもあります。

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早期の矯正治療にとって大切なのは、これからの子どもがどのように成長していくのか予測を立て、できるだけご家族の納得のいく形で治療を進めていくことです。

成長によって、どの程度遺伝の影響が出てくるのか、あごは今後どのように成長していくのか、生えてくる永久歯はどの程度の大きさなのか、子どもが小さければ小さいほど不確定要素が大きくなります。

だからこそ、家族との話し合いがとても大事になります。

遺伝性の反対咬合で思春期以降に下あごの急激な成長が見込まれる場合であっても、現在の不正咬合の問題も考えて、早めに治療を開始する場合も多くあります。


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