知覚過敏といっても油断は禁物です!

知覚過敏とは、虫歯でないのに冷水がしみたり、歯磨き時に痛みを感じる状態をいいます。そんな知覚過敏なんて、治療を受ければその場ですぐ治るなどと思っていませんか?外部の刺激に触れ興奮した神経が醒めるには、ある程度の時間が必要なんです。

知覚過敏は長らく、しみる症状はあっても歯の中には炎症はおきていない病気だと定義づけられてきました。しかし、近年では知覚過敏という病気に対する認識を改める考えが広まりつつあります。しみる症状がある以上は、神経が興奮しているわけなので、ごく軽度で自然治癒する場合でも、歯の中に何らかの炎症が起きていると考えるのが自然だという考え方です。

これは、大変説得力のある捉え方であって、普通は即効性のあるコート材を塗って刺激を遮断しても、しみる症状が消えるまでに数週間かかるといった知覚過敏でよくあるケースの説明がつくからです。刺激を遮断しても、神経の興奮はすぐには醒めませんから、しみる症状が消えるまでにしばらく時間がかかるのは、無理もないことだと納得がいくというわけです。

一方、軽度のケースのような、主に象牙質への刺激によって痛みが出ている場合には、遮断したとたんに痛みは止まるはずです。しかし実際には、しみる症状がしばらく続く場合も珍しくありません。即日の治療効果を期待している患者さんだと、ガッカリして治療が上手くいっていないのではないかと心配になってしまうかもしれません。丁寧な歯磨きを続けながら、少し気長に改善させていきましょう。

知覚過敏は、様々な歯の病気の初期症状にそっくりで、診断には慎重さが必要で、様々な可能性を検討しながら原因を特定し、診断を行います。つまり、知覚過敏の段階で歯科医院に受診をしておくと、他の病気も早期発見できる可能性が高まるというわけです。歯が発する知覚過敏という黄信号を見逃さないように気を付けましょう!


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