タバコの害と歯科治療

喫煙は、からだの健康に悪いだけでなく、歯周病を悪化させ、口腔がんの発症率の増加など、歯とお口の健康を損ねるリスクを高めます。お口とからだを健康に保つため、ぜひ禁煙しましょう。

こんなリスクがあります!

タバコのなかには、約200種類の有害物質が含まれ、特にニコチン、一酸化炭素、タールは三大有害物質と言われています。

➀歯周病が悪化する
歯のヤニの原因は、タバコに含まれるタールという物質です。歯周炎の原因であるプラーク(細菌のかたまり)がベタベタのタールに付き、歯石が増えやすくなります。また、タバコの有害物質であるニコチンが、からだの免疫機能を低下させ、歯周炎を悪化させます。喫煙者の方はタバコを吸わない方に比べて、歯周病にかかる可能性が高まります。

➁傷の治りが悪い
ニコチンは血管を収縮させるため、血流が悪くなり、からだに酸素が届きにくくなります。また、タバコの煙のなかの一酸化炭素も酸素不足を引き起こす原因となり、歯茎や骨を修復しようとする細胞が十分に働かず、手術後の傷口の治りが悪くなることがあります。

➂口腔がんのリスク
口のなかにタバコに含まれる発がん物質が送り込まれるので、タバコを吸わない方に比べて、舌や歯茎などの口腔がんになるリスクが高まります。1日の喫煙本数が多いほど口腔がんの発症率は高くなります。

➃インプラント治療に不利
ニコチンが歯茎や歯の周りの骨(歯槽骨)の再生力を妨げ、インプラントと骨が結合しないことがあります。また結合しても、歯周炎と同じようにインプラント周囲の組織に炎症が起きやすく、インプラントが脱落することがあります。喫煙者の方は吸わない方に比べ、インプラントの失敗率が高くなります。

問診表や問診で伝えましょう!

  1. 1日に何本タバコを吸っていますか?
  2. タバコを何年間吸っていますか?
  3. 禁煙したことがありますか?禁煙することができますか?

治療前にお願いしたいこと

  1. 1日に吸うタバコの本数が多く、長い年月吸っている方ほど重度の歯周炎になりやすいので、お口とからだの健康のため、早めに禁煙しましょう。
  2. インプラントの治療をする方は、タバコに含まれる有害物質により、インプラントと骨の結合が悪くなることがあるので禁煙してください。

治療後にお願いしたいこと

  1. 抜歯などの手術後は細菌感染予防のために、処方された抗菌薬は必ずお飲みください。
  2. 歯周炎の進行の予防、口腔がんの予防、そして歯科インプラント治療を成功させるためにも、引き続き禁煙をお願いします!

「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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