知っておきたい「歯にガタがくる年齢」

人生には何度かのターニングポイントがあって、その都度、私たちは意識し、または無意識に、人生の道を選んでいます。

歯にもターニングポイントはめぐってきます。歯の健康は、日々のケアや健康管理が基本となるのはいうまでもありませんが、さらに、歯やその状況が大きく変化するタイミングを知っておくことによって、より健康を維持しやすくなります。

例えば、母親の胎内にいるとき、あるいは乳歯の生え始め、永久歯が生えたときなどが当てはまりますが、やはり着目すべきなのは成人になってからです。

10代や20代前半で、歯周病になる人はあまりいません。例外的に早期発症型歯周炎という遺伝的な体質を理由に若いうちにかかる人も少々いますが、基本的には若い人には発症しにくい病気です。

その理由ですが、ひとつとして、活発な免疫力にあります。

Immunity

人間のもつ免疫力は、10代中頃から急激に上昇し、20代でもっとも高くなり、30歳ぐらいから少しずつ下降し始めます。免疫力が低下することで、これまで抑えつけられていた歯周病菌の勢いが強くなってきます。しかし、加齢によって免疫力がちょっと下降気味になったからといっても、一気に発病するほど人間の体はやわにできていません。

ただし、睡眠不足や食事の不規則、不潔な環境、ストレスからくる影響によっては、これまで以上にダメージを受けやすい体になる可能性が高くあります。

例えば、30~40代になると、「疲れがとれにくくなった」「ケガが治るのが遅くなった」など体力の衰えを感じることがあるでしょう。それは体が発する一つのシグナルです。若いときと同じレベルの体力であるはずがないのですから、体の声に耳を澄まして、30~40代以降は生活を切り換えていかなければならない時期ということです。

こうしたシグナルを肌で感じながらも、仕事に追われて、十分に睡眠をとらず、バランスの悪い食べ物で、ろくに噛まずに急いで飲み込むように食事をとり、歯も磨かずに夜まで働く。夜は夜で、付き合いやストレス解消の名目で飲んで酔っ払って、タバコを吸って、歯も磨かずに寝てしまう。

Drink alcohol and go to bed.

このような生活に該当するようであれば、遅かれ早かれ歯周病をはじめとした、あらゆる生活習慣病にかかりやすくなるのは当然です。このような体に負担をかける生活を送りがちなのは、働き盛りのサラリーマン世代が中心です。不規則な生活と免疫力の低下が重なり合い、40代以降は歯周病の罹患率が爆発的に急増する世代であり、歯にガタがくる年齢だと知っておいてください。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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