噛み合わせが悪いと脳への情報伝達が減る⁉

脳のなかには、12の神経が通っています。そのなかでいちばん太い神経は、三叉神経(さんさしんけい)と呼ばれるものものです。三叉神経はその名のとおり、三叉神経節と呼ばれる部分から3つの枝に分かれます。

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ひとつは、眼神経といって眼にいく神経系統、もうひとつは上顎神経といって上あごに行き、最後のひとつは、下顎神経といって下あごに向かう神経です。

上あごと下あごに向かう神経は、その末端がそれぞれ歯一本一本のなかに入って、いわゆる歯髄(歯の神経)となったり、歯根と歯槽骨(歯を支えている骨)とのあいだの歯根膜線維(噛む感覚をとらえるセンサー)、とくに歯根の尖端付近の歯根膜線維の周囲に入り込んで、絡み合った状態となっています。

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歯で何かを噛むと、それがミクロン単位の微小な動きでも、噛んだときの圧力は歯根尖端方向に伝達されます。正しくキチンと噛めていれば、その圧力が歯の歯根尖端部の周りにめぐらされたこの神経の末端にかかり、その方向、力、量といった情報が三叉神経をさかのぼって脳に伝達され、脳の中の「運動」や「感覚」をつかさどる部分、「記憶」や「思考」、そして「意欲」に関係する部分まで活性化すると言われています。

噛み合わせが乱れて、良く噛めなくなると、運動能力や感覚能力のみならず、記憶、思考、意欲まで落ちてしまう場合がありますので、歯の噛み合わせを良くし、咀嚼運動を十分に行い、脳を活性化させましょう。


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