治療を途中でやめても再チャレンジ!

みなさんは何かを「途中」でやめてしまったことはありますか?「途中」とは出発してから到着するまでの間を意味します。しかし、到着の基準を誰が決めるのかによって、途中が途中でなくなるケースがあります。歯科では到着の基準は、もちろん歯科医師が決めます。せっかく治療を始めたのに、終了する前に通院をやめてしまった方へ、今回は、今からでも治療の再チャレンジは遅くはないという話です。

歯の治療を途中でやめてしまう方は何らかの理由があるのだと思います。しかし、その理由がなんであれ、治療途中のまま放置するのは絶対によくありません。

たとえば、冠を被せる必要があるのに、その下のセメントを埋めただけの状態で放置していたとしたら、セメントは強度が足りないうえに、細菌をブロックするほど、歯に対しての接着力もありません。毎日の食事で簡単にすり減って、そこから細菌が入って、新たに虫歯が発生してしまいます。

取れてしまった差し歯を放置するのも同じことです。冠に守られていない歯は、とても無防備で細菌の餌食になりやすいのです。

抜歯したまま放置している場合も、早めに人工の歯を入れる必要があります。抜歯した時点で、かみ合わせは以前とは変わってしまいます。それをそのままにしておくと、両隣の歯が倒れてきて、さらにかみ合わせが悪くなり、あごに不調が出ます。また、倒れた歯は虫歯や歯周病になりやすくなります。

いかがでしたか。やっぱり、歯科医院に行かなくてはいけないと思われましたか?もし、以前通院していた歯科医院には、何か理由があって行きにくいという場合は、新たに別の歯科医院を探すのもいいでしょう。でも、もし以前通っていた歯科医院が、距離的にも便利で、治療のやり方にしても特に疑問はないと思えるのなら、もう一度その医院の門をたたいてみてはどうでしょうか。カルテが残っていますから、また1から症状を説明しなくてもよいという意味では、前に通っていた歯科医院に行くほうがメリットがあるかもしれません。ある程度、期間が空いてしまうと、患者さん側としたら、敷居が高いと感じて行きにくいでしょうが、そんなふうに思う必要はありません。堂々と来院してください。

歯科医院との付き合いは、みなさんが日常経験している人間関係とまったく同じです。お互い率直になり、よりよい関係を築くことで、みなさんにとって歯科医院を利用するという価値が高まっていくでしょう。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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