のどの筋力、衰えていませんか?

こんにちは。高齢者の方に対するイメージのなかで、食事の際に食べ物をのどにつまらせたり、むせたりするというイメージがありませんか。お餅をつまらせたりとか。人は年を取るにつれて、筋肉の老化に伴い口やのどの機能が低下していきます。なので、飲み込むという機能も低下してしまい、食べ物がのどにつまりやすく、むせやすくなってしまうのです。今回はのどの筋力が衰え、飲み込む機能の低下によって引き起こされる問題についての話です。

「誤嚥性肺炎」って知っていますか。テレビCMでは肺炎予防としてワクチン接種を促すCMをよく見ますが、誤嚥性肺炎はワクチンでは防げません。誤嚥性肺炎は、飲む力もむせる力も弱くなって、食道へと流れるはずの唾液や食べ物・飲み物が誤って気管から肺へと入ってしまうことが原因で起きる肺炎です。高齢者に起きやすく、ひどく体力を奪うため、寝たきりの状態になる危険性があり、今では広く知られています。

じつは人間は、空気の通り道である気管と食べ物の通り道である食道が、のどのところで交差しています。つまり、もともと誤嚥をしやすい構造になっているというわけです。

しかし、幸いなことに筋肉が働くことで、気管の入り口にすばやくフタをしてくれて食道のほうへと流れを切り替えるという「飲み込む機能」が発達しているため、「ゴックン」とスムーズに飲み込むことができます。また、食べ物がうっかりと気管に入りそうになったときは、反射的に「むせ」が起き、気管に入り込むのを防ぎます。

ところが、このような働きをする筋肉が年齢とともに衰え、うまく切り替えができなくなったうえ、むせも起きにくくなると、食道へと流れていくはずのものが、気管へ簡単に入ってしまいます。これが誤嚥性肺炎の原因です。

老後を元気に過ごすためには、飲み込みの機能をうまく維持すること、要はのど周辺の筋肉を衰えさせないことが重要になります。体の筋肉の老化は、50~60代からすでに始まってきます。むせる力がしっかりと働いている元気なころから少しずつ心がけていると、飲み込む機能を維持しやすく、つらい「むせ」も減って、元気な老後への備えになります。

いかがでしたか。アールクリニックでは飲み込む機能に効く生活習慣などもアドバイスできますので、関心のある方はお気軽にお声がけください。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

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