
糖尿病、高血圧、リウマチ、痛風など、症状はあまり激しくないが長期にわたってなかなか治らないような生活習慣病には、病気の初期段階では熱も痛みもなく、はっきりとした自覚症状がみられないという特徴があります。
そのため、症状が出たときには、すでにかなり進行しており、確実な治療法がなくなっているというケースがほとんどです。
虫歯も歯周病も、これとよく似ています。
やはり、かかり始めには自覚症状がありません。
このため治療よりも、「リハビリ」的な処置に重点が置かれてきました。
虫歯の治療というと、痛い・腫れる・噛めない…などの、「はっきりした症状」が出てから、歯を削ったり、詰めたり、被せたりすることだと考える方が多いのではないでしょか。
しかし、これらの処置は、虫歯や歯周病の原因を断ち、根本的に治すものではありません。
穴があき、痛みや腫れといった症状があらわれてしまった歯に、なんとか元通りの機能を回復させているにすぎないのです。
虫歯や歯周病は、慢性の病気ではあるものの、細菌なしには起こらない感染症です。
しかも病気が発症し、進行していくプロセスもかなり明確になってきています。
悪くなってからのリハビリではなく、病気の発症と進行をコントロールする治療が十分に可能なのです。
厳しく言えば、被せたり、詰めたり、入れ歯を入れるというのは、虫歯によって歯に起きた障害の回復、いわば「リハビリ」にすぎません。
虫歯の発症、進行をコントロールするのが、本当の歯の治療なのです。
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