
「イマドキ」とは、近頃の物事や今この時代の事柄について述べる際に用いられる語です。
「イマドキの若者」とか「イマドキの女子高生」などの言い回しで用いられていますね。
では、「イマドキ」の歯については何かあるのでしょうか?
今回は、イマドキの人は歯の数が少ないというお話です。
みなさん、自分の歯が何本あるか数えてみたことはありますか?
普段、数えることはないと思いますので、せっかくだから数えてみてください。
大人の歯、つまり永久歯は、親知らずも含めると上下に16本ずつ、全部で32本あります。
「あれ、抜いた覚えがないのに、そんなにないぞ!?」というあなたは、イマドキの人かもしれません。
ここでいうイマドキの人とは、歯を失ったわけでもないのに、歯の数が足りない人たちです。
歯数が少なくなってきている理由はいろいろあると思いますが、歯としての働きが少なくなってきているのも大きな理由と言われています。
現代は噛むことに苦労しないような食べ物がほとんどではないでしょうか。
それが現代では軟らかい食べ物と言われています。
たしかに一生懸命噛まなくても、たいてい何でも食べられると思います。
噛まずに済むということは、歯と顎を使わずに済むということ。
全般的によく噛む必要が減ったため、それに伴い、歯数も減ってきているのではと言われているのです。
親知らずのない世代の子どもの歯は通常28本ですが、27本とか26本の子どももいるわけです。
こうした場合は、先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)という診断名がつきますが、一番困るのは、左右非対称の歯数になった場合でしょう。
この場合、正中線という歯の真ん中の線が合わなくなり、かみ合わせも悪くなります。
歯数が少なくなるということは、人間の進化なのか、退化なのか、よくわかりませんが、50年先・100年先の日本人の「歯」、心配ですね。
「歯の数が足りない」「28本揃っている」ことが重要ではなく、きちんと噛めるかどうかが重要なのです。問題がある場合は、矯正治療、インプラント、ブリッジ、入れ歯などの処置も考慮していかなくてはなりません。もし、気になることがあって、「聞きたい」「相談してみたい」と思ったら、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックにご連絡またはお越しくださいませ。
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