歯と歯茎の間は危険地帯!?

危険地帯・・・。

それは、絶対行ってはいけない場所、立ち入り禁止を意味します。

しかし、危険地帯は初めから危険地帯だったのでしょうか?

いえ、必ず理由があるはずです。

今回は、お口のなかの危険地帯についてお伝えします。

人は年齢とともに歯肉が縮んできます。

縮んで露出した歯の根は、虫歯ができやすくなります。

これは、大人に多い虫歯です。

歯の表面は、エナメル質という硬い組織によって覆われています。

しかし、歯肉に近づくにつれて、エナメル質はだんだん薄くなります。

orthodonticdentistry_blog_90_2r

そのため、歯と歯茎の境目を硬い歯ブラシでゴシゴシと磨く癖があると、エナメル質がすり減って、その下の象牙質がむき出しになってしまうことがあります。

象牙質には、神経の管が通っていますから、冷たいものや甘いものがしみてきます。

いわゆる知覚過敏です。

また、エナメル質と違って、象牙質は軟らかい組織なので、歯ブラシの力でも容易にすり減ってしまいます。

くさび形(Vに近い形で辺が閉じた三角形)にすり減ることが多いので、この状態を専門的には楔(きつ)状欠損とよばれます。

さらに、楔状欠損は、側面からの力がかかる噛み合わせでも起こる場合があります。

歯周病などで歯肉がさらに下がると、今度は歯の根(歯根)が露出した状態になります。

歯根表面はセメント質という非常に薄い組織で覆われているので、力を入れて歯磨きを続けるとセメント質がはがれ、根面カリエスという大人に特有の歯根付近の虫歯にかかりやすくなります。

これらを予防するには、軟らかめの歯ブラシで、ゴシゴシ磨くのではなく、適度な力で震わせながら磨く微振動磨きを心がけることが大切です。

危険地帯というのは、何かしらの原因によって作り上げられたものです。お口のなかの危険地帯はあなた自身が作り上げてしまいます。そうならないように、お口の健康を維持する知識と実践を心がけてください。アールクリニックはWEBによる情報発信やイラストなどを用いて患者様に直接ご説明するなど、皆様のお口や歯の健康に対する意識向上に取り組んでいます。もし、気になることがあって、「聞きたい」「相談してみたい」と思ったら、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックにご連絡またはお越しくださいませ。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

関連記事

  1. 食べない時間に歯は修復される?

  2. 歯の数が少ないのはイマドキの人の証拠!?

  3. 歯の噛み合わせとアンチエイジングの関係

  4. 虫歯予防デー

  5. 親知らずってなぜ抜くの?

  6. 歯を1本失うと歯全体が狂う