筋力のない人は顎をささえられない?

私たちの顎は、顎の骨、そのまわりの筋肉や粘膜、いろいろな組織によってささえられています。

これは、あたり前ですが、重要なことです。

もし、ささえられていないと、どうなるでしょう。

もちろん、顎は重量によって、落ちてしまいます。


咀嚼筋(そしゃくきん = 下顎骨の運動に関わる筋の総称)などの筋肉量が不足している人は、頬の張りがなく、ダラリとして、顎が薄い皮膚にぶら下がっているような状態の人がいます。


この状態で、頭を前に倒すと顎は前にダラリと落ちて、頭を右に傾ければ顎は右に落ちてきます。

それは、顎が滑って移動するとか、スライドするというような状態ではありません。

ゆるいゴムにぶら下がった顎が、重量の方向にブラブラと動く状態なのです。


このような人は、寝ているときに顔を横に向けると、下の顎が上の歯列にぶつかって止まるか、歯列を乗り越えてしまうことさえあります。

正常な筋肉量があれば、寝てるときに横に向いて噛みしめていなくても、下顎をささえるまわりの組織が顎の位置をある程度の範囲にとどめているため、顎が大きく移動することはありません。

もちろん、正常な人でも、頭の傾きや位置によって、顎の位置は重力の影響を必ず受けます。

極端に顎のまわりの筋肉がない人は、頭を傾けたりすると、簡単に顎が重力に負けてずれます。

これでは、頭が傾くたびに下の歯が上顎の歯にあちこちぶつかって落ち着きません。

左向きで寝れば、左の歯の当たりが気になる。

右向きで寝れば、右の歯の当たりが気になる。

辛うじてゆるい組織でぶら下がっている下顎を、下の歯を上の歯に当てて止めている。

もし、この当たりを除去してしまったら、まさに顎は重力に負けて落ちるように大きくくずれてしまいます。

怖いですね。

想像したくありませんよね。

このような症状にならないように、日常生活での予防や改善はとても重要になります。

骨や筋肉は使えば使うほど強くなります。それにはよい生活習慣を保つことはもちろん、噛める咬み合わせを構成することです。咬み合わせ不良の予防と改善をアールクリニックでは、矯正治療・インプラント・セラミッククラウン(補綴)治療など、様々な歯科治療でサポートいたします。もし、気になることがあって、「聞きたい」「相談してみたい」と思ったら、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックにご連絡またはお越しくださいませ。


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