歯が全部欠けているときのインプラント治療は?

インプラント治療が有効

虫歯や歯周病によって歯をすべて失ってしまったが、入れ歯が合わない、取り外しが面倒で嫌だ、よく噛めるようになって美味しいものを美味しく食べたいなど問題を抱えている方は非常に多くおられます。
これらの問題を改善するにあたり、インプラント治療は大変有効な手段です

歯がすべてない人の治療は

歯がすべてない方の治療法は、大きく分けて、4本から8本程度のインプラントを被せる歯でつなげてブリッジにするもの(原則取り外しなし)と、インプラントを入れ歯を安定させるための土台として用いるもの(取り外しあり)に分けられます。

入れ歯の土台としてインプラントを用いる治療法は

インプラントを入れ歯の土台として用いる治療法は、外からの見た目は通常の総入れ歯とあまり変わりません。部分入れ歯をお使いになったことがあり、徐々に歯を抜かれて総入れ歯になられた方はイメージしやすいと思いますが、同じ入れ歯でも入れ歯を支えるための歯が多ければ入れ歯の大きさは小さく、安定も良好であったかと思います。

インプラントを入れ歯の土台に使うのに適した治療法

  • 入れ歯の取り外しをすること自体にはあまり抵抗はないが、入れ歯が安定しにくい。
  • 顎の骨がやせているといわれる。
  • 見た目よりも機能の改善(入れ歯の安定、よりよく噛める)を費用も期間もなるべく最小限ですませたい。
  • 上顎の真ん中(口蓋)や下顎の内側(下顎隆起)などがはっていて、入れ歯があたって痛くなりやすい、なるべく小さな入れ歯をつくりたい。

インプラントを用いて入れ歯を支える土台を増やす

このようにインプラントを用いて入れ歯を支える土台を増やしてあげることで、より安定のよい入れ歯をつくることができます。
インプラントは、天然の歯に比べ横揺れの力に弱いといわれていますので、歯をつくって金属のバネをかけるのではなく、背の低い土台をつくり、棒でつなげたり、磁石を併用したりして入れ歯を下から支えます。
また、入れるインプラントの数は2本から4本位が一般的ですから、治療費や手術による侵襲も抑えられます。骨の量が不足していて入れられるインプラントの本数に制限があるときにも有用です。
治療にあたっては、入れ歯のどの位置にインプラントを入れられるか、また入れると効果的であるかを診断します。

事前に説明を受け、納得してから治療を始めること

インプラントが骨としっかりとくっつくまでの間は、インプラントは土台として用いずになるべく力をかけないようにするため、一時的に入れ歯を多少緩くすることがありますので、一時的に不自由に感じる期間ができることもあります。
担当医に事前に説明を受け、納得されてから治療を始めることをおすすめします。


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