歯が1本欠けているときのインプラント治療は?

インプラントで治療する最大のメリットは

虫歯や歯周病、あるいは歯の根にヒビが入ってしまった(歯根破折)などの何らかの理由で歯を抜かなければならなくなり、その後どのようにしていくかを考えるとき、インプラント治療は選択肢のひとつとしてあげられます。
歯の欠損が1本の場合、ブリッジでも治療が可能なことも多いのですが、インプラントで治療する最大のメリットは、ブリッジのように周囲の歯を削り負担をかけることなく治療ができるため、周囲の歯の寿命を延ばしてあげられることです。
また歯を支える骨は、歯がなくなり使われなくなると、だんだんとやせてきて骨量が減少してしまいますが、インプラントを入れると骨はインプラントを支える働きによって活性を保ち、骨の減少を抑えらえるともいわれています。

歯の形や大きさは生えている場所によってさまざま

一口に歯といっても、歯の形や大きさは生えている場所によってさまざまです。また患者さんひとり一人の歯並びが同じでないように、歯の形や大きさも同じではありません。
しかし、インプラントの大きさはおおよそ標準的なサイズは直径が4mmで長さが10mm程度です。もちろん、1種類というわけではなく、大きさ・幅ともに種類はあるものの、各インプラントシステムの規格によって決まっていますので、歯が1本だけない場合は特に隣の歯との間隔が問題になってきます。
標準よりも細いサイズのインプラントも用意されていることも多いですが、どんなに細いインプラントでも直径が3mm程度です。

インプラントを入れたい位置の骨の量・形・質によって処置が必要

また隣の歯と入れるインプラントとの間には、インプラントを支える骨を存在させるためにある程度(最低1.5mm~2mm)間をあける必要があります。したがって、隣の歯との隙間が狭い場合には、インプラント治療を行うことが難しくなってきます。
このようなケースは、上下の前歯やもともとあった歯が重なって生えていたような場合に多く起こります。この場合、隣の歯に被せ物が入っているときは、その被せ物を少し小さめに作り直したり、歯が傾いてしまっているようなときは、少し傾いているところを削ったりすることで対応できることもあります。また、インプラント治療の前に矯正治療を行ってスペースをつくる必要がある場合もあります。
注意すべきは、間隔だけではなく、間隔は十分にあってもインプラントを入れたい位置の骨の量・形そして質によってはインプラントを入れる前に骨の移植などを行わなければならないこともあることです。
このようにたとえインプラントを1本入れるときでも、事前にCT撮影を行うことは非常に重要で、手術前に必須の検査といえます。

歯ぎしりが強い人のときは

またインプラントは歯の根の形と異なり円柱あるいは円錐形をしていますので、歯ぎしりなどのときに起こる横揺れに弱いといわれてきました。それ故にインプラントを2本以上に連続で入れた場合にはインプラントを被せる歯でつなげてあげることが一般的です。
しかし、1本だけのインプラントの場合、複数のインプラントのようにつなげて補強することができません。
隣の歯が歯周病などでなく、しっかりインプラントに被せた歯と接触している場合には、残りの歯が支えになってくれますから、あまり心配はいりません。
後ろに歯がない場合、両隣の歯と隙間が大きくすいてしまう場合、歯ぎしりが強い方の場合などは、事前に担当の先生とよく相談のうえ、納得されてから治療を始めましょう。


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