総入れ歯に慣れる

歯をすべてなくした方が使う入れ歯を「総入れ歯」と呼びます。大きな取り外し式の入れ歯と同様に初めて使うときは様々な症状が起きます。たとえば、「唾液の調子が変わる」「歯茎が締めつけられるような感じがする」「話しづらい」「熱や味覚に対して鈍感になる」「口の中が気になりイライラする」などあります。

こんなとき、まずはとにかく1日我慢して入れておいてください。痛くなければ、あと2~3日頑張ってみましょう。随分慣れてくるでしょう。ただし、痛みがあるときは、歯科医院で根気よく調整を受けてください。調整に行くときは、多少苦痛ですが、1日前から入れ歯を使って、当たって痛いところがわかるようにしておく必要があります。

義歯は義足、義手と同様に使いこなすには練習が必要です。

たとえば、食事の練習は、最初は軟らかく小さめに切ったものから始めましょう。赤ちゃんの離乳食と同じです。スープ、豆腐、軟らかいご飯、マグロの刺身、ダイコンやカブの煮物など。キュウリなどはみじん切りや極薄に切ると食べづらくても、隠し包丁を入れたジャバラ切りが食べやすかったりしますので、食品によって工夫が必要です。

また、前歯で噛むと安定が悪くなりますから、左右の奥歯で均等に噛むようにします。唇が開くと、飲み込みにくくなるので気をつけましょう。

慣れるには1ヶ月、違和感なく食べるには3ヵ月ほどはかかるでしょう。痛みを感じる場合は、遠慮なく歯科医院に相談しましょう。

また、会話の練習も有効です。発音しづらいのは「さしすせそ、たちつてと」です。大きな声でこの発音から始めましょう。新聞や本を読んだり、好きな歌を歌うのも、早く慣れるのによい方法です。

頑張ろうと思っても、ついイヤになったりするかもしれません。そんなときは、鏡の前で自分の表情を見ながら練習をすることをお勧めします。入れ歯を外した顔と見比べてください。入れ歯が入った若々しい顔と素敵な白い歯の見える口元が、あなたを励ましてくれるはずです。


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