付き合い方にはコツがある!

 入れ歯は、喪失した歯の代わりに働いてくれる大切な人工臓器です。義手や義足と同じように、使いこなすには慣れることが大事です。焦らずに一歩一歩進めていきましょう。

「はめる」「外す」の練習をしましょう。

 入れ歯が出来上がったら、「はめる」「外す」の練習をしましょう。歯科医院でやり方を教えてもらい、自分でも何度かやってみてください。無理に入れると、歯や歯茎を傷めたり、部分入れ歯のバネが歪んではめにくくなってしまうことがあります。

試運転と調整の期間が必要です。

 入れ歯を使いこなすには、慣れるための期間をとることが大事です。特に最初の2週間程度は、試運転だと思って過ごしましょう。最初は舌や頬を噛みやすいので、軟らかいものを食べて、1~2週間使ったら、歯科医院で使い心地を伝えて微調整してもらいます。この微調整がとても重要です。調整のため何度か通院をお願いします。

お手入れの方法や保管の方法を覚えましょう。

 お口の中で使っていると、入れ歯も自分の歯と同じように汚れます。入れ歯に付着するプラーク(歯垢)を放っておくと、入れ歯が細菌の巣になってしまうので、清潔に保つためにお手入れの方法をマスターしましょう。また、入れ歯が歪んだり傷んだりしないような保管方法も大事です。大切に扱っていきましょう。

何年に一度は補修が必要です。

 入れ歯は、使っているうちに歯が磨り減りますし、プラスチックの床(歯茎に触れる部分)にヒビが入ったり、バネが歪むこともあります。また、時間が経つと患者さんご自身の顎の形や歯の位置も少しずつ変わっていきます。そこで、定期的に入れ歯の適合をチェックしてもらい、必要に応じて補修してもらいましょう。

歯を失った方にとって、もっとも身近な治療といえば、今も昔も「入れ歯」です。入れ歯は、1本だけ歯を失った方から、全部の歯を失った方まで、どの歯を失った場合にも対応でき、多くの方のお役に立つ治療法です。使い慣れるまでには少し努力が必要ですが、いったん慣れてしまえば、扱い方はごくシンプルです。外せば簡単にお手入れができ、清潔を保ちやすいうえ、調整や修理を繰り返しながら長く使っていくこともできます。もしも、あなたのために入れ歯が作られたとき、その入れ歯との出会いが大切な相棒との一期一会となるように、上手な付き合い方をぜひマスターしてください。


「きっかけ」は、あなたの未来を変えることができる好機です。アールクリニックを「きっかけ」に、健康な未来にしてください。皆様のご来院お待ちしております。

関連記事

  1. やっと新しい入れ歯ができたのに、また何度か調整に通わないといけないのは…

  2. はじめての入れ歯はちゃんと使っていますか?

  3. 何年かに一度は修理が必要です!