5. 治療の流れ

インプラントの治療には、外科手術が伴います。手術にはいくつかの方法がありますが、ここでは一般的な二回法(手術を二回行う)をもとに、治療の流れをご説明します。

5-1. カウンセリング

症状やお悩みなどをお聞かせいただき、簡単なお口のチェックと当院で行っているインプラント治療についてのご説明をいたしております。
インプラント治療にご関心のある方へは無料で治療相談を行っております。
治療に対して気になることや費用に対して気になることなど、不安なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。

5-2. 検査・診断

検査と診断を行い、患者様の治療計画を作成します。
①精密検査
全身の健康状態と、歯やあごの状態を詳しく把握するために精密検査を行います。
・レントゲン、CT撮影
・お顔とお口の中の写真撮影
・口腔内検査・模型を作るために歯の型取り
②適正検査
検査結果をもとに診断を行い、治療方法や治療期間などを決定します。
③コンサルテーション
診断結果のご報告と、治療計画や費用についてのご説明を行い、治療にあたっての承諾書をお渡しいたします。
承諾書にご同意いただいた上で、インプラント治療開始となります。

5-3. 治療開始の準備

①事前処理
虫歯や歯周病などがある場合は、全て治療を済ませておきます。
②清掃・セルフケア指導
歯のクリーニングやブラッシング指導を受け、インプラント治療に備えます。

5-4. 一次手術(インプラントの埋込)

清潔なインプラント治療専用のオペ室にてインプラントを埋入します。
インプラントを埋める部分の歯肉を開いて、あごの骨にインプラントを埋め込み、開いた歯肉を閉じて縫い合わせます。

5-5. 治癒期間(結合期間)

手術後、埋め込んだインプラントと骨が結合するまで安静期間を置きます。
症状や治療内容により異なりますが、約3ヵ月~6ヶ月ほど待ちます。

5-6. 二次手術(インプラント上部構造のセット)

土台を取りつける手術を行います。
歯肉を開いて、アバットメントをフィスクチャーに連結します。
土台に仮の被せ物を装着します。

5-7. 人工歯の取り付け

噛み合わせの調整が済み、型をとり、色や形を患者様に合わせて人工歯を作製します。
作製期間は1週間~10日程となり、被せ物を取りつけたら治療は終了となります。

6. インプラントの手術法について

インプラントの手術法には、1回法と2回法の2パターンがあります。1回法と2回法は、手術の回数だけが異なっているのではなく、下記のような違いがあるため、人によって選択肢が異なります。手術の回数が少ないほうが良いと思われますが、インプラントの耐久性や安全性を高めるために、何回か手術をすることになる場合もございます。担当医とよく相談し、納得した方法を選択してください。

6-1. 身体への負担と手術の時間

1回法は、歯肉を切開する回数が少なく、手術時間も短いので、2回法と比べて身体への負担が軽くなります。

6-2. 適応される病状

1回法はあごの骨が十分になければ選択することができませんが、2回法は多くの場合で適応することができます。1回法を選択するには一定の基準があるので、患者様が希望をしたとしても選択することができない場合があります。

6-3. 感染の可能性

1回法と2回法を比べても、感染の可能性は同じくらい少ないとされています。しかし骨が少なく骨造成を行わなければならない場合、1回法では感染するリスクが高くなってしまうので、2回法を適応することになります。

6-4. 治療期間の違い

1回法は2回法と違い、手術回数が少ないので、治療期間は短くなります。