舌苔の掃除や口腔ケアで口臭予防を!

 舌苔とは、舌の表面にある白い苔のようなものをいいます。これは、口の中の細菌や新陳代謝によって剥がれた上皮細胞などが舌の表面に付着したものです。口内洗浄を怠ったり、夏バテや暴飲暴食による胃腸の不具合、ドライマウスや口呼吸などで口が乾いた状態が続くとできやすくなります。

舌苔の量は口臭の強さと比例する

 通常は、誰にでも多少の舌苔があり、完全に取り除くことはできません。また、口腔内の細菌バランスを保つのに役立っているとも考えられており、むやみに舌苔を取り除いてしまうのはやめておきましょう。
 ただ、口臭の点からみると、多少の付着は問題ないものの、舌苔が多くなればなるほど、口臭は発生しやすく、臭いも増すといえます。やはり、歯磨きだけでなく、定期的な舌の掃除も心がけ、口臭予防に努めましょう。

胃腸の働きを正常にして舌苔の増加を防ぐ

 舌苔の増加にはいろいろな原因がありますが、腸の機能低下が原因の場合は、ハチミツヨーグルトが効果的です。
 まず、ハチミツに含まれるグルコン酸が腸内の善玉菌を増やします。さらに、ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌とあいまって、腸内バランスを整えてくれるのです。
 胃の機能低下には、ハチミツレモン水によるうがいがおすすめです。グルコン酸の殺菌作用が舌苔の掃除や口の中のケアだけでなく、胃腸の働きを正常化させて舌苔の増加を防ぎ、口臭の予防につながるわけです。
 なお、ハチミツ100%のアメを舌の上で転がすだけでも、舌苔退治に効果があります。

舌苔の掃除は専用のクリーナーで

 舌苔の掃除は、週に1回を目安にしましょう。舌の表面には味覚を感知する味蕾というデリケートな器官があります。舌をゴシゴシ強くこすったり、あまり頻繁に掃除していると、味蕾の細胞が破壊されて味覚障害を起こす危険性があります。味覚障害とは、味がわからなくなってしまう病気です。
 舌のケアは、歯ブラシでは刺激が強すぎるので、専用の舌クリーナーやタオル地のハンカチを指に巻き付けて優しくこするなどするのが適切でしょう。

歯間ケア用具の併用で歯垢除去率アップ

 口の中のケアには、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシとの併用がおすすめです。歯垢や歯石がたまりやすいのは、歯と歯茎の間や歯と歯の間、歯並びの悪い部分、ブリッジの周辺などですが、これらの部分を歯ブラシだけできれいにするのは難しいからです。
 デンタルフロスは、糸ようじとも呼ばれているもので、ナイロンや絹でできた糸を歯の間に通し、歯垢や食べかすを取る道具です。歯間ブラシは、針金の先に円すい形や円柱形の小さなブラシが付いたもので、ブリッジなど汚れを落としにくいところのケアに役立ちます。ただ、自分の歯の状態に合ったブラシを選ばないと、歯肉を傷つけることもあるようです。使い始めは歯科で、サイズや使い方を教えてもらうほうがいいでしょう。


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